ラカイン族とは、現在のバングラディシュの東南部とミャンマー北西部アラカン州に暮らしている仏教系少数民族の一つで紀元前から王国を築いてきた歴史の古い民族です。

以前はインドと並んでこの地方は古い時代から仏教国だったのですが、イスラム教が入ってくるようになってから、仏教徒は住むところを奪われたり、改宗を迫られたりして、長いこと排斥をされてきました。

イギリス植民地時代にはバングラディシュ南のコックスバザールを中心にした地域には、たくさんのラカイン族の人が暮らしていましたが、バングラディシュが国教をイスラム教に定めてから、多くの人が国外に移っていきました。現在22のラカイン族の村が点在しており細々と暮らしています。

インドの仏教が途絶えてしまった一方で、現在仏教徒としてイスラム教との最前線にいるのがバングラの仏教系少数民族といえます。

バングラディシュの中では相応の権利を持てずに、仕事も得るのが難しく、教育も十分ではなく所持していた家や土地も手放しながら生活しているのが現状です。

争いを好まない温厚な人たちで日本人に似た親しみのある顔をしています。

GUCではラカイン族の方とご縁があったこともあり、同じ仏教徒としてラカイン族を支援していくこととなりました。

ただ、一方的な援助ではなく、ラカインの人たちが自分たちの誇りを持って自立して生きていけるように、まずは未来を担う子どもたちの教育支援から始めました。

 

バングラディシュ 少数民族仏教徒ラカイン族